東京メトロ5000系は東西線を中心に活躍した車両である。近年では千代田線綾瀬支線での活躍が印象的であり、現在も綾瀬車両基地で保管されている。
1年前に東京メトロ公式がアップロードした動画では元気な姿を見せている。
そんな5000系であるが、実は2010年まで東西線の車両が残っていた。その5000系は営団地下鉄でアルミ車体を初採用した車両であった。このアルミ車体は後継車両に当たる05系、07系にも採用され、最新鋭の17000系にも採用されている。
1966年に竣工したこの5000系は2007年に廃車となった後、教習用車両として残存していた。(営団地下鉄初のアルミ車体を採用した車両であるという観点から保管されていたというのもあったのかもしれない)
しかし、そのような歴史的観点が考慮されることなく、2010年に残念ながら解体されてしまった。これにより東西線から5000系は消失してしまった。
画像引用元
Lover of Romance氏撮影
MaedaAkihiko氏撮影
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